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英検の面接試験
もう何十年も前の話ですが、英検の面接試験を受けに行ったときの
ことです。面接官と一対一で、基本的にすべて英語で会話する、と
いうことになっていたと思います。Sit down. から名前の受け答
えや試験内容の説明まで英語だったと記憶しています。
面接官のおじさんはとても優しそうな方でしたが、なんせすごく緊
張していたので、自分の声が震えているのが自分でも分かって、余
計に焦りました。
試験は、まず英語の文章が書かれた紙を渡され、それを読んで、そ
の内容についての質問にいくつか答える、というものでした。文章
の内容は、知らない単語も所々あって、細かい所までは分かりませ
んでしたが、大まかな概要は分かったといったレベルでしょうか。
確か工学関係の話だったと思います。
質問された内容についてもなんとか分かったので、たどたどしくも
どうにかこうにか答えました。面接官もフムフムという感じで頷い
ていたので、少し緊張が取れて声の震えも止まりました。
試験が終わり、さぁ帰ろうとすると、「本当は日本語禁止なんだけ
ど…」と面接官が突然日本語を話したので、びっくり。「engineer
は、後ろのニにアクセントね。エンジニ〜ア。」と、注意してく
れました。engineerは内容の中心となる単語だったので、何度も答
えていたのですが、毎度「エンジ〜ニア」と真ん中のジにアクセ
ントを置いて話していたのです。顔から火が出そうでした。
まだ中学生だったので、おじさんは憐れに思って教えてくれたんで
しょうね。今にして思えばありがたい話です。
お蔭で(?)、試験にも合格できたし、おばさんになった今も
engineer のアクセントだけはしっかり覚えています。
おじさん、ありがとう!
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